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☆研究学園校ブログ☆

[神経可塑性]運動と脳の関係

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[神経可塑性]運動と脳の関係

 「スマホ脳」「ストレス脳」で大ブレイクしたアンダース・ハンセン氏の名著「一流の頭脳」を振り返りたいと思います。今もなお店頭に平積みされている「スマホ脳」「ストレス脳」ですが、これら作品の源流にあたる作品が今回の「一流の頭脳」です。

 「一流の頭脳」の章立てにはストレス対処、集中力、記憶力、学力などが含まれています。全ての章で共通して結論づけられているのが、運動こそが健康な脳と人生に有効であるということです。実験や統計データの分析から、激しすぎない適度な運動を続けることが、脳の働きと健康に好影響を及ぼすという結論を導いています。ストレスや精神疾患についても、投薬治療以上に運動習慣がもたらす改善効果を紹介しています。

 今回の作品でもう一つ強調されていることが神経可塑性です。運動を習慣的に行う行動変化や、考え方を改善する時に見られる脳の変化を言います。神経可塑性は子どもの時期の方がより柔軟性が高く、習い事や学習に活かすべきとされています。一方、大人になると神経可塑性は失われるかというとそうではありません。神経可塑性という脳の特質は老齢になっても失われることはありません。新しいことを覚える、習慣を変えるなどは大変な労力に思われるかもしれませんが、脳に備わっている神経可塑性を持ってすれば、それは不可能ではないということが分かります。ハンセン氏の著作に共通して見られる運動の大切さ、そして脳の持つ神経可塑性こそが、人生100年時代を前向きに生きる一つのヒントとなっていると言えます。
 
2024年04月17日 14:56

[令和6年]何に挑戦しますか?

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[令和6年]何に挑戦しますか?

 いよいよ2024年(令和6年)を迎えました。新年に今年のやりたいことや目標を掲げた方も多いのではないでしょうか。
今回は作家の羽田圭介さんが30代でまだしたことのなかったことに初挑戦してみた、成長と気づきの作品をご紹介します。

 地域のスポーツクラブ、ダンス教室、サバイバルゲーム、ロッククライミング...。聞いたことはあるけど、実際にやったことはない活動が誰しもあるはず。
そうした世界に、作家の羽田さんが果敢に挑戦し、作家独自の切り口でその学びと気づきを披露してくれます。例えば、パーソナルカラー診断。プロによる肌のカラー診断により、客観的に自分に合うカラー、スタイルを提案してもらう羽田さん。しかし、実際のショップ巡りに行っても、選びそうになるのはいつも着慣れている黒基調の服ばかり。客観的に似合うとされている服を着るにも、自分の慣れや頑固さが邪魔してしまう結果を知ることになりました。
 新しい何かを始めるには、環境を変えることもさることながら、自分自身の気持ちとどう折り合っていくかが大切であると気付かされました。本作品の様に多くの事には挑戦できないかもしれませんが、まずは自分の心の声と向き合った上で、新しい一歩を踏み出せる一年にしましょう!
2024年01月12日 15:31

[休息術]Time Off

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[休息術]Time Off

 ハードワークに仕事をこなすより、休息を取り入れることによって生産性と創造性が上がるとしたら。本作品はそんな戦略的な休息術を古今東西の事例から紹介しています。事例の中には週休4日の会社や、フルリモートで好業績を維持する企業が登場してきます。令和の時代、一人の人間として良く働き、かつ生産性を高めることが可能になってきています。

 近代以降の労働時間として規定されることの多い1日8時間労働。実はこの時間自体も休息を取るために減らされた上での8時間労働だったのです。工場勤務が広がり始める中、12時間、14時間も勤務しているとかえって生産性が低下すると見抜いたアメリカのフォードが、集中力を発揮できる時間と休息とのバランスを考慮して作ったのが1日8時間労働だったのです。現代まで続くこの8時間労働ですが、いまリモートワークや雇用形態の柔軟性により1日6時間、4時間労働が可能になりつつあります。そして余った時間を、余暇、戦略的休息に当てることが推奨されています。

 余暇、休息は古代ギリシャの時代には最も価値ある時間として考えられていました。現代とは異なり、余暇を主体に生きることが価値ある生き方とされていました。奇しくも2020年のコロナ感染症の蔓延により、趣味の時間、一人の時間を考える機会に恵まれた人も多かったと思います。半強制的に社会や交流関係から一時的に遮断されることで、今までの人生の経過、これからの生き方、働き方に思いを巡らせることができた人もいたでしょう。そうした一人のゆっくりとした時間に、ひらめきや創造性が発揮されることがあるのです。一気に一人時間を確保するのが難しい場合は、週末の運動、旅行、ソロ活でも十分にタイムオフすることができるでしょう。忙しいスケジュールの合間に、こうした戦略的休息時間を持つと、思わぬ気づきや発明があるかもしれません。

 
 
 
2023年09月22日 15:09

[超自習法] ウルトララーニング

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[超自習法] ウルトララーニング

 今回はどんなスキルでも最速で習得できるウルトララーニングを、「超・自習法」(スコット・H・ヤング著)よりご紹介したいと思います。本作は著者のスコット氏がMIT(マサチューセッツ工科大学)に通学する事なくMITの在学生よりも短期間に学習を達成させた経験から導かれています。

 ウルトララーニングは大きく9つの原則から成り立っています。①メタ学習(初めに学習の地図を描く) ②集中(ナイフを研ぎ澄ます) ③直接性(一直線に進む) ④基礎練習(弱点を突く) ⑤回想(テストする) ⑥フィードバック(パンチから逃げない) ⑦保持(穴の空いたバケツに水を入れるな) ⑧直感(深掘りする) ⑨実験(探求する)の9つです。この中から、テストや受験勉強にも応用できそうな原則をピックアップしてみました。一つ目は①のメタ学習です。実際の学習を始める前に、試験方式や科目、配点などを俯瞰して、学習内容の優先順位や重点箇所を明らかにすることです。指導者や達成者に直接話を聞いたり、合格体験記などから情報を集めるのもこの段階に含まれます。二つ目は③の直接性です。これは、目指している実際の試験やテストに即した学習をするということです。学習の初期段階として、知識事項をカードやノートで暗記すると思いますが、実際の試験ではその単語がそのまま出てくるとは限らず、問題文中や回答のヒントにとどまることがあります。ですので、暗記した知識は実際の試験で問われる形式で演習したり、問題に当たらなければならないということです。過去問や問題演習が大切な理由も、この直接性が活かされるからです。三つ目は⑤の回想です。覚えた知識やスキルは、定期的に思い出す経験がなければやがて忘れ去られていきます。多くの学習機関で確認テストやチェックテストが設けられているのも、知識の忘却を防ぐために設けられています。テキストや講義を受けただけでは知識の定着は不完全なため、学習直後、一定期間後、試験前などスパンを決め、回想を意図的にはさむ必要があります。
 超自習法は天才ではないけど何かを達成したい人や、試験をクリアしたい、技術を習得したいなど多くのラーナーに寄り添ってくれるはずです。受験勉強やテスト勉強にも応用可能なので、上記①〜⑨の学習原則を意識して目標とする点数、スキルを目指してみてはいかがでしょうか。
 
2023年08月07日 20:06

[脳科学] まだまだ賢くなる

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[脳科学] まだまだ賢くなる

 今回はバーバラ・ストローチ氏著の「年をとるほど賢くなる 脳の習慣」より、人間の脳はまだまだ学習・進化できるという説をご紹介したいと思います。一般的に言われている様な、中年期以降は脳が衰えるという説に疑問を投げかけ、若年期よりもむしろ優れた脳の働きがあるのではないかと問いかけています。

 本書の前半では、中年期(40代以降)でもいわゆる知恵と呼ばれる脳内のひらめきや、情報の組み合わせ、分析の精度が上がっていくという事例を紹介しています。一般的な知能テストの様な判断スピード、認知スピードについては若年層よりも劣る結果が出るものの、広く物事をとらえたり、情報を統合する「知恵」は中年期以降の被験者でむしろ好成績を出しています。何年、何十年という経験が、仕事や趣味の場面で優れた洞察力を発揮するのです。プロフェッショナルやベテランの判断能力が優れているのも、脳内ネットワークが特定の分野で強化、熟練している点にあるといいます。

 本書の後半では、生活習慣と脳の健全さの関連を考察しています。この点に関しては、予想されている通り健康的な食事、運動が大切な様です。本作品は健康本ではないので、特定の食物やスポーツを推奨してはいません。ただし、バランスの良い食事、日々の適度な運動がやはり脳力の維持、向上には必要な様です。身体的に健康な生活習慣を維持できるからこそ、日々新たな脳内神経回路を意図的に構築できるのです(脳神経可塑性)。人生100年時代と言われる現代において、脳力の向上を早期に投げ出してしまうのがいかにもったいないかがよく分かります。何歳になっても、新しい知識の吸収や経験の蓄積を追い求めることはできます。
2023年05月27日 15:52

[インフルエンサー] もしかしてあなたも?

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[インフルエンサー] もしかしてあなたも?

 今回はドイツのライター、ミハエル・ナストさんの「あなたもインフルエンサー?」をご紹介します。ドイツに生きる人々の生態を分析しつつ、誰もが自己演出できる時代の正の側面と負の側面をどこかユーモラスに切り取っていきます。

 ドイツ各地からベルリンへと夢をつかむべく訪れる若者やビジネスパーソン。それも、働く業界は決まってITかメディア関連、それかスタートアップ。働く場所はオフィスとは限らず、MacBookを携えてカフェにいるその人もきっとベルリンの住人のはず。隣の席で忙しそうに通話しているそこの人も、ベルリンで何かをつかみに、あるいは既につかんだと思っている人かもしれない。彼らの特徴は、会話の中にやたらと業界用語やビジネストピックが連発する事と、自己演出に長けている点。スマートフォン一つあれば、充実感のある仕事を持ちつつ、週末だってショッピングやレジャーで私生活も満喫していますと世界に向けて発信する...。でもそれって、本当の、人間としてのあなたの姿ですか? ベルリンの市民像を演出しているだけではないですか?と本書は問いかけています。
 現代の都市部におけるライフスタイルや、SNS社会の発達は、私たちを否が応にも現実社会から引き離そうとしてきます。今や誰もがちょっとしたインフルエンサーです。流行りのカフェ、話題のショップ、レジャースポットを投稿すれば、人生を楽しんでいる自分を演出することができます。ただ、そうした暮らし、仕事、持ち物は本当に自分が心から選び取ったものなのか、あるいは無意識の内に選ばされたものなのかもう一度考えてみましょう。著者のミハエルさんはそうした現代の都市に住む人々へ核心的な問いを投げかけています。
2023年04月08日 15:09

[国語力] 国語をしっかり学べていますか

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[国語力] 国語をしっかり学べていますか

 国語の学習、みなさんはしっかりできていますか。今回は本当の国語力を追求した福嶋先生ご著書「国語が子どもをダメにする」をご紹介したいと思います。本作は国語の勉強の技術的ポイントにも触れていますが、何といっても学校、塾、そして試験制度にこそ国語力を低下させる要因があると分析している点が面白いです。

 国語の教員経験者でもある福嶋先生からすると、学校で行われている国語の授業に不安要素が多いそうです。指導する教師の力量にもよりますが、単に文章を読み、その感想を発表・共有するという安易な発表授業になっていないかということです。教科書の文章を読み、その感想を持つだけの授業では読書と大差ありません。「国語」という授業ですから、教科書の文章は素材であり、テーマに過ぎません。その素材を使って、どう国語の表現力を学び、日本語の論理力を養成するかが本来の国語の授業です。また、塾・予備校で時に見られるテクニックに偏った授業についても言及しています。かつてのセンター試験の択一式の設問を突破するテクニックには、設問文を読むだけで正解を導けるものがあります。問題の本文を読まずして正解を導けてしまうような試験では、受験生の本当の国語力を見抜くこともできなければ、受験生の側もきちんとした国語の勉強をせずに受験を突破できてしまうという負の連鎖を止めることはできません。センター試験に限らず、マーク形式を採用している国語の試験は同じような問題点をはらんでいます。

 本作の後半の章では、国語教育への提言もなされています。上記に挙げた試験の問題点については、量・スピード重視のマーク式を廃止し、文章の理解力を問う記述式問題の採用を提言しています。問題文の主張、論理構造をきちんと理解できているか、それを自分の言葉で記述できることが国語力の証明となります。こうした点から、福嶋先生は慶應義塾大学の小論文の問題を高評価しています。慶應義塾大学は試験科目の「国語」の代わりに「小論文」を設けていることが知られていますが、マーク式では本当の国語力を正しく判定できないというメッセージとも受け取れるでしょう。

 国語を学習・指導する側にとって耳の痛い内容も多い作品でしたが、「国語」とは何を学ぶものなのか、どう習熟度を上げるべきかについて改めて考えさせられました。従来型の読解量重視、スピード重視の欠点を自覚し、基礎的な言語技術、論理力の指導こそが必要であると再認識しました。
2023年03月21日 14:13

[読書力]本と学力

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[読書力]本と学力

 本を読む子どもは学力が高いのか?本作品ではこの問いに対して小中学生約4万人の調査データを元に徹底的に迫っていきます。また、読書への入り口となる読み聞かせの効用についても、子ども・親双方の脳反応から解析しています。

 読書が学力に与える影響についてまず明らかになったのが、小5〜中3の平日読書時間が30分に満たないと4教科の偏差値が50以下、30分以上になるにつれて偏差値50以上へと上昇していく傾向があるということです。ここには勉強時間は含まれていないので、純粋に生活の中に読書習慣がある子どもの学力が高いということを示唆しています。ちなみに、どの科目に最も影響を与えるかについても調査がなされていますが、国語の学力に最も貢献しているのは当然として、算数・数学についても学力に対する寄与度が見られました。算数の文章読解や論理力といった点に読書が好影響を及ぼしているようです。いわゆる「頭の回転が速い」という現象も、読解を通した言語理解の神経回路強化が進んでいる、という説明ができるようです。

 本作品では読書と同様に幼少期の読み聞かせも脳内の情動を司どる分野や言語理解分野を成長させることを示しています。小学校に上がる前段階からの読み聞かせをすることで、国語力と共に感情・心情の成長を期待することができるようです。読書力を幼少時に身につけさえすれば、あとは本人の興味に従って読書を積極的に行っていくことでしょう。幼少期、学齢期からの読書経験がその先の高校入試や大学入試にまで通ずると考えれば、読書がいかに身近で、かつ有用なものであるかが分かります。

 
2023年01月12日 14:45

[勉強]勉強法の極意

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[勉強]勉強法の極意

 今回は集団、個別、家庭教師、映像授業...あらゆる形態の受験指導を経験した秋山氏による著書「勉強」より、勉強の極意とは何なのかを考えていきたいと思います。
本作は勉強に関する指導論のみならず、生徒・保護者対応、進路指導まで踏み込んだ運営面に関するアドバイスも満載で、受験生のみならず塾講師が読んでもためになる一冊です。

 まず、小学生や中学生など、精神面が完成されていない学年に向けてできることは、「生徒の勉強そのものを褒める」ということです。目標とする点数や学習量に対して、どの程度学習できたか、習慣化できたか、その姿勢を評価する必要性を述べています。ある程度自発的に学習できる高校生、大学受験生と異なり、小中学生に対する指導はこうした学習に対する向き合い方、取り組み程度、課題をこなすといった観点から見守るとよいそうです。そして、学年が上がるにつれ、学習の技術的側面や演習量の確保といった次元へと指導スタイルを柔軟に変化させていきます。

 勉強の具体的な極意について、たとえば文章題や応用問題への向き合い方があります。応用力が身につかないなどよく話題として出てきますが、その原因はもう少し手前の基礎・基本がしっかりできていないことにあると言います。「しっかり」できているとは、その問題を百発百中できるという意味です。大人が足し算や九九の掛け算を間違えないのと同程度の完成力が「しっかり」なのです。ここの見極めが甘いまま先に進んでしまうと、文章題が解けない、応用が利かない、イージーミスが多いなどという現象が出てくるのです。「しっかり」は英単語などの暗記モノにも言えることで、単語帳を覚えるのであれば、3周では少なすぎます。5周、10周と繰り返し目に通し、しばらくは忘れない程度になって初めて暗記したと言えるのです。

 このように、勉強の極意はごく初歩的なところにあります。基礎・基本を「しっかり」行うことができていれば、その先の個別具体的な科目学習や演習は自ら主体的に進めることができるのです。そういう段階にある生徒は個別指導や映像授業、どんな指導形態でも成績を伸ばしていくことができるでしょう。逆もまた然りで、学習の基礎・基本が抜けた状態では一流のクラス授業、有名講師の映像指導を受けても活用しきれないということです。まずは上記の勉強の極意を身につけた上で、自身に合った指導形態を見つけてみてはいかがでしょうか。
2022年12月24日 13:05

[最高の子育て]子どもの才能を見極める

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[最高の子育て]子どもの才能を見極める

 今回はハッピーエデュ代表はせがわわかさん著の「頭のいい子にする最高の子育て」より、子どもの学習に関する効果的な指導法をご紹介させて頂きます。本作品は主に未就学児の生活、コミュニケーション、遊び、学習に関して科学的に論じていますが、その中のいくつかは塾に通う年齢の子どもたちにも応用が効くものだと思います。

 子育てのベースは遺伝的要因と環境的要因双方の影響を受けるので、どちらかを過剰に重視したり、無視することはよくないと述べられています。環境的要因は、各家庭での教育方針、利用する教育機関の指導方針の影響を多分に受けます。この点、ある程度保護者が望む方向性に合わせた学習・教育環境を用意することができれば、子どもは自然と環境から学び成長していきます。一方、遺伝的要因はどうでしょうか。子どもは親のパーソナリティをある程度受け継ぎますので、逆に言えば、親のパーソナリティをまず把握し、それに応じた教育、子育てをするとスムーズに成長させることができるということです。本作品の中では、親のパーソナリティを「行動・ポジティヴ型」「情緒安定・自身型」「努力・自制型」「冷静・熟考型」「調和・利他型」「感性・信念型」に類型しており、これらのどれかに当てはまるか、複数の性質を持つ場合、その型に合ったコミュニケーションと子育てが有効であると述べられています。たとえば、保護者が冷静・熟考型なのに、子どもには社交的になってもらいたいあまり行動・ポジティヴ型の指導、押し付けをしても子どもは全く受け入れないということです。

 また、皆さんが気になる習い事に関してですが、未就学児や低学年の子どもが自ら将来に役立つ習い事を選択することは不可能です。そのため、スタートの段階では親が選択肢を提示し、それらの中から子ども自身が「選んだ」と思えるように誘導することを勧めています。後々習い事を辞めたり変えたりすることが発生したとしても、その時点で子どもが主体的に楽しんでいたり、どうやったらできるかな、上手くなりたい、頑張りたいといった肯定的な気持ちを感じることができれば十分であると述べられています。こうした感情は、成長した後の自己肯定感や有能感、受容感につながります。勉強系の習い事に関しても同じで、難しいドリルや課題を解けることよりも、比較的簡単に解けて達成感ややりがいを感じられるレベルの授業がお勧めです。簡単な課題ばかりこなしていても、まずは苦手意識を持たせない達成感が大切です。論理的思考力が育まれ出す8歳~9歳ころにはスムーズに文章題や図形問題へ取り組むことができるようになると述べられています。

 子育てについて考えるとつい環境的要因ばかりに目が向いてしまいますが、上記の様な遺伝的要因も加味した子育てが大切なようです。子どものパーソナリティに合わせた教育指導は何歳からでも有効です。日ごろの子どもの様子をよく観察し、最適な学習環境を少しずつ作り上げていきましょう。
2022年12月03日 14:37
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