【水戸一高】県下最強の「学問第一」高校
【水戸一高】県下最強の「学問第一」高校令和4年度の県立高校の最終志願状況が公表され、茨城県内では水戸一高が普通科の中では最高倍率の1.82倍となりました。先月実施された県立中学入試でも、水戸一高附属中は4.91倍と県内で最も人気の学校であることが分かります。学校として「学問第一」を掲げている通り、水戸一高の偏差値は71~73となっています。県内のトップ層が集まる同校の魅力はどこにあるのでしょうか。
水戸一高は公立の普通科高校ですので、入学時において特進クラスや医学科クラスといった枠はありません。しかし、入学後の手厚い進学サポートを見ると、その高い大学合格実績にも納得できる取り組みが行われています。同校の令和3年度の東大合格者数は23名、東北大学38名(医学部1名)、筑波大23名(医学部5名)、慶應15名(医学部2名)となっており、その他の実績も含めると難関国公立大学と医学部に強みを発揮していることが分かります。これらの実績を支える取り組みの一つとして挙げられるのが、外部講演者や大学教授を招いた医学部セミナーや東大研究会といったトップ校を目指すためのオリジナル講座です。同校OB・OGの医師や大学生を招くことができる校友人脈が、これから受験を目指す在校生の指針となることは明らかです。また、医学部専門予備校の講師を招いての医学部セミナーや教科研究会も、公立校としては手厚い進学サポートであると言えます。専門家による情報提供と難関大受験に耐えうる教科指導力の高さが同校の伝統となっています。こうしたトップ層向けのオリジナル講座が充実しているおかげで、茨城県内にいながらにして首都圏の中高に劣らない情報量と受験対策が可能となっています。
昨年から附属中からの入学が可能となった流れもあり、同校の人気はしばらく高止まりすることと思われます。県立中学入試で不本意な結果を受けた受験生も、そのポテンシャルを捨てずに学習を続ければ、高校入試でも水戸一高にリベンジすることは可能です。東大や医学の道を目指す志の高い生徒にとって、水戸一高はこれからも魅力を持つ県内トップ校であり続けるでしょう。
水戸一高HP:https://www.mito1-h.ibk.ed.jp
2022年02月22日 19:29