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[超自習法] ウルトララーニング

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[超自習法] ウルトララーニング

 今回はどんなスキルでも最速で習得できるウルトララーニングを、「超・自習法」(スコット・H・ヤング著)よりご紹介したいと思います。本作は著者のスコット氏がMIT(マサチューセッツ工科大学)に通学する事なくMITの在学生よりも短期間に学習を達成させた経験から導かれています。

 ウルトララーニングは大きく9つの原則から成り立っています。①メタ学習(初めに学習の地図を描く) ②集中(ナイフを研ぎ澄ます) ③直接性(一直線に進む) ④基礎練習(弱点を突く) ⑤回想(テストする) ⑥フィードバック(パンチから逃げない) ⑦保持(穴の空いたバケツに水を入れるな) ⑧直感(深掘りする) ⑨実験(探求する)の9つです。この中から、テストや受験勉強にも応用できそうな原則をピックアップしてみました。一つ目は①のメタ学習です。実際の学習を始める前に、試験方式や科目、配点などを俯瞰して、学習内容の優先順位や重点箇所を明らかにすることです。指導者や達成者に直接話を聞いたり、合格体験記などから情報を集めるのもこの段階に含まれます。二つ目は③の直接性です。これは、目指している実際の試験やテストに即した学習をするということです。学習の初期段階として、知識事項をカードやノートで暗記すると思いますが、実際の試験ではその単語がそのまま出てくるとは限らず、問題文中や回答のヒントにとどまることがあります。ですので、暗記した知識は実際の試験で問われる形式で演習したり、問題に当たらなければならないということです。過去問や問題演習が大切な理由も、この直接性が活かされるからです。三つ目は⑤の回想です。覚えた知識やスキルは、定期的に思い出す経験がなければやがて忘れ去られていきます。多くの学習機関で確認テストやチェックテストが設けられているのも、知識の忘却を防ぐために設けられています。テキストや講義を受けただけでは知識の定着は不完全なため、学習直後、一定期間後、試験前などスパンを決め、回想を意図的にはさむ必要があります。
 超自習法は天才ではないけど何かを達成したい人や、試験をクリアしたい、技術を習得したいなど多くのラーナーに寄り添ってくれるはずです。受験勉強やテスト勉強にも応用可能なので、上記①〜⑨の学習原則を意識して目標とする点数、スキルを目指してみてはいかがでしょうか。
 
2023年08月07日 20:06
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