Life is like a box of chocolates.
1994年のアメリカ映画、トム・ハンクス主演「フォレスト・ガンプ-一期一会」の中で母親が主人公に向けて、 Life is like a box of chocolates. You never know what you're gonna get. という言葉を語りかけます。生きている中でいろんな場面に出逢いますが、それはまるでチョコレートボックスを開けるまで中身が分からないようなもの。そうした人生を前向きにとらえて進んでいってごらんという温かい言葉です。
トム・ハンクス出演の映画には地味な内容や派手な演出の少ない作品が多いですが、その分人生について考えさせられたり、思いがけない気づきにつながる作品が多いように思います。例えば、「ターミナル」という空港内を舞台にした映画。アメリカへ旅行をするために飛行機で移動中、母国が民族紛争で一時的に消滅し、入国できないまま空港内でしばらく過ごすことになるという展開。特に派手なアクションが起こることもないのですが、トム・ハンクス扮する主人公の人柄と、空港で働く人々との交流が何とも愉快で、観ている内に温かい気持ちになってきます。
英語の学習の一環として、自分の好きな俳優、シナリオの映画を活用することはモチベーションアップにもつながります。具体的なフレーズを覚えることはもちろん効果的ですし、どういう場面で、どういう感情で使われているか分かる点が映画のよい所です。ぜひお気に入りの一作を見つけてみて下さい。
2021年10月25日 15:58